2005年01月18日
川俣晶の縁側物欲博物録 total 4110 count

真夜中の読書の力となるか、山田照明 ZM-002N translucent

Written By: 川俣 晶連絡先

 読書時間を増やす秘策となるか、読書灯を購入で、夜の読書を行うための灯火として以下の製品を買ったことを書きました。

ZM-002N translucentのダークグレー

(新宿ヨドバシで税込み2,940円でした)

 その使用感について書いておきたいと思います。

良い点 §

 文句なくデザインは格好良いです。

 ぱかっと開くと明かりが灯るという使い勝手も良好です。電源スイッチを探して手探りしなくて済むので、非常に扱いやすいと言えます。

 光の量と質も申し分ないです。蛍光灯と違う柔らかい光が、ごく狭い範囲を照らし出すのは風情があります。それに、本を読むには十分すぎる光量があります。

 読書をしていない時にも点灯していたい、と思わせるだけのものがあります。

 つまり、好感するポイントの方が、好感できないポイントよりも遙かに多いという結論になるわけですが……。

が、しかし…… §

 ところが、ほとんど唯一の好感できないポイントが全てを台無しにしかねない重大問題です。

 つまり、発熱が多いのです。

 このような真冬の時期ですら、「お、熱いね」と思わせるというのに、夏になったらどうなるのか。考えると恐ろしいです。

 特に、スイッチが本体の開閉であり、そのために触れる部分がまさに電球の熱で熱くなる箇所であるという状況からすれば、これは致命的と言えます。

 しかも、これを書いている途中に状況を確認しようと縁の当たりの変な場所にうっかり触れたら、指先を火傷してしまいました。

 結論的には、デザイン重視、安全性実用性軽視ということになるでしょうか。

 良い点が多いのに、ちょっともったいない……。

 とりあえず、継続使用しますが(貧乏なので)、夏場になったら別の手段を模索する必要が生じるかもしれません。